サーキットデビューしたい方へ準備編
どうも~KCMです。
今回はこれからサーキット走行をしてみたい方に
どうやってサーキットデビューしたら
よいかを、私の経験も踏まえておはなしますね。
まずはクルマ選びからという方はこちら
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サーキットデビューしたい方へ、下調べ編
・どこにサーキットがあるの?
まずは自宅から近いサーキット場をネットで探しましょう!
グーグルマップなどでサーキット場までの距離や時間も調べておけば
予定も立てやすいですし、往復のガソリン代の計算もある程度できます
・サーキット場のHPがあれば実際に見てイベントなどもチェック。
最初は雰囲気に慣れる意味でも体験走行会などのイベントがあれば
それが一番良いかと思います。
(ヘルメットやグローブが要らないので)
サーキット経験者の友人と一緒にいけるなら初心者向けの走行会も
良いかと思います。
私の場合は周りにサーキット走行経験者がいなかったので、
SNS「みんから」内の友達に色いろ教えてもらいました。
一番最初は「十勝サーキット塾」というプロのレーシングドライバーが
講師をしてくださっているイベントとの初級コースに参加しました。
当時はHONDA KB1 レジェンドに乗っていてそれで参加しました。
珍しがられましたね(笑)
私はここからサーキットにハマっていきました(笑)
準備編
参加するイベントが決まったら本人と車の準備が必要です。
体験走行会であればほぼヘルメット&グローブはいらないのですが、
その他の走行会やレースでは
ヘルメット・グローブ・長袖・長ズボン、脱げにくくしっかりペダル操作できるシューズ
が必需品です。
というか無いと走行させてもらえません。
ヘルメットは走行会レベルであればバイク用でも4輪用でもどちらでも構いません。
私もいまだにバイク用のヘルメットで走っています。
ヘルメットには大まかに分けて3種類

フルフェイス
一番安全性が高いです。
デメリットは脱着しずらい・メガネつけづらい・バイザー下すと曇りやすい?

オープンフェイス
脱着が容易・視界がよい
デメリットは、顔の保護が弱い

システムヘルメット
フルフェイスよりは脱着がしやすくメガネもつけやすい。
そこそこ顔の保護もしてくれる
デメリットは、フルフェイスより部品点数が多くなり重く大きくなる
フルフェイスには安全性は劣る
私はメガネをかけているのでシステムヘルメットを使用しています。
外のバイザーのほかに内側にもバイザーがあるタイプで、日差しがまぶしいときには
重宝しています。
たしか8,500円ぐらいでした。
私が買ったのとは違いますが最近は安くてかっこいいのがありますね!

グローブはホームセンターで売っている滑り止めの付いた1,000~2,000円ぐらいのでも十分です。(軍手はだめですよ)
最初は私もそれを使ってました、今はOMPというメーカーのカート用グローブを使ってます。
メーカー製なら速く走れるわけではないですが気持ち的に格好も大事なので(笑)
慣れてきたらグレードアップすればよいと思います。
服装は長袖長ズボン、運動靴であればOKです。
ただサーキット場でタイヤ交換や簡単な整備などもすると思うので
汚れてもよい服装がいいでしょう。

画像のようなツナギなら安くて動きやすいし、車好きって感がでると思います(笑)
将来的に上のクラスのイベントに出るとなると、4輪用の装備出ないと参加できない場合もあります。

中には安全面で画像のようなHANSシステムが義務づけられてる時もあります。
人の準備が終わったら次は車の準備です。
ぶっちゃけ言うと、そのままでも走れなくはないです。
体験走行会であればそのままでも問題ないでしょう。
まずは最低限エンジンオイルだけは化学合成油に交換しましょう。
エンジンオイルも価格はピンキリですが、私が今乗ってるZZT231セリカでは
TAKUMIのHIGH QUALITY 5W-30 4L 3,800円でアマチュアレースにも参加してます。
何の問題もなくエンジンも回ってくれてます。
その代わり走りに行く前には必ず交換しています。
本当はブレーキパッドやブレーキフルードの方が大事ですが、
まず体験走行会や初心者向け走行会に参加してみて
今後もサーキット走ってみたいかを判断してからでもよいでしょう。
ただし、エンジンオイル交換のみでの走行会では1周1~2kmぐらいのコースであれば
1~2周全開走行したら、1~2周はクーリング走行(オイル温度やブレーキ周りの熱をさげる走行)
をしましょう。
コスパ抜群!エンジンオイル選び!私が使ってきたサーキット&普段乗りもOKなエンジンオイル!
車を壊したくなければ必ずやったほうが良いです。
初参加で「もっと走ってみたい!」
となったら次はブレーキ関係の強化です。
何故??と思う方もいらっしゃるでしょう、実際私もそうでした。
「速く走るなら、タイヤ・車高調・パワーアップじゃない?」と。
市販車のブレーキパッドやブレーキフルードはサーキット走行を前提としていません。
サーキットによっては時速180km以上出るコースもあります。
200馬力以上の車でリミッターカットしていたら時速200kmも超えてきます。
そこからのブレーキです。
ブレーキを踏んだのに車が減速しなかったとこを想像してください・・・
サーキットでは何より毎回確実に減速できることが速さと最大の安心感につながります。
一般車のブレーキパッドが機能できる温度は300~350℃ぐらいです。
サーキット走行ではその温度を超えて、ブレーキパッドの磨材が気化し、
そのガスの影響で摩擦力が低下して止まれなくなります。
ブレーキフルードもグレードが高く耐熱温度の高いものが好ましいです。
市販車はDOT3やDOT4というグレードを使っています。
最低でもDOT4でドライ沸点・ウェット沸点の高いものを選びましょう。
その上にDOT5.1やDOT5もあり、以前は性能が良いほど劣化も早いと言われていましたが
現在はそのようなことはないそうです。
お財布と相談してできるだけ良いものを使いましょう。
ちなみに私は当初ブレーキパッドはZBPさんのHS2(8,900円)というグレード、スポーツ走行対応で

適正温度650℃を使用、フルードは安めのDOT4を使ってました。
ミニサーキットなら問題なかったのですが、1周5.1kmのコースを5周するレースに参加し
4周目の後半で、ブレーキを踏んだらペダルがスコーーンと何の抵抗もなく床まで踏み込めて
しまい減速しきれずコースアウトしたことがありました。
おそらくブレーキフルードが熱で気泡が発生しべーパーロック現象をおこしたと思われます。

それ以来、パッドは同じくZBPのHS4グレード(12,900円)適正温度750℃、フルードも友人
から勧められたウェッズスポーツのレブフルードを使ってます。
最初の内はとにかくたくさん走りたいので、エンジンやブレーキ周りに余計に熱が発生しやすくなります。
大事な愛車を壊さないためにも、サーキットを走行するのであればエンジンオイルの交換、
ブレーキ周りのグレードアップを最初に行うことをお勧めします。
しっかり準備をして楽しいサーキットデビューをしてください!
では!
サーキットデビュー時の動画です(笑)